2012年12月29日

細くても構わない、長く続けることが素晴らしいと思います

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(三味線伴奏をしている私です^^)

和のお稽古事というと「敷居が高いのでは?」
というイメージを持たれる方は多いようです。
実際はどうなのかな、と考えたときの私なりの感想を、
少しお話してみたいと思います。

たとえば、和のお稽古事のシステムを
カルチャーセンターのシステムと比べてみますと…

お金を払って、気軽に好きなことを学べるのが
カルチャーセンターの魅力だと思います。
お金を払った期間が終わればその時点で辞めたり、
気に入った場合はそのままもう少し続けたり、
あるいは、全然別の習い事を始めることもできますね。

一方で和のお稽古事はといいますと、
一人の師匠と向き合って、一つの芸をじっくりと磨いていきます。

学びの内容や人間同士のお付き合いが深くなる分だけ、
感動することや楽しいことがあります。
同時に、つらいことや、つまらないと感じることも出てきます。

和のお稽古事に限った話ではなく、すべてのお稽古は
「人間と人間のお付き合い」に尽きるかと思います。
ですから、長く続けていればその分だけ
嫌なことや合わない人にもめぐり会うでしょう。
かくいう私自身も、和のお稽古事をいくつも掛け持ちしてきましたから、
和のお稽古の喜びも難しさも、それなりに理解しているつもりです。

それでも、師匠と向き合いながら
お稽古事を長く続けていくことは、
結果的には必ず自分自身のためになると感じています。
これは私の経験上、断言できることです。

細く長く、とはよくいいますが、
お稽古事は、本当に、細くてもいいんです。

「いやだなあ」と思っている期間というのは
お稽古をしても、なかなか身につかないですからね。

無理だなあ、しんどいなあと思ったときは控えて、
元気になったなあと思ったら行けばいい、私はそう考えています。
具合が悪いときは休めばいいのですし、
遊びに行きたいときは行けばいい。
バーゲンに行きたいときだって、行けばいいのです、
私もバーゲンが大好きですからね(笑)。

これは私の個人的な考えかもしれませんが、
せっかくお稽古事を始めたのであれば、
「もうイヤになったので辞めます」「今度はこっちにします」などと
パッパ、パッパと切り替えないで、
少しずつでもいいから続けていった方がいい。
それを何十年と積み重ねていくことができれば、一番いいと思います。
それは絶対に自分の得になるんです。

芸事がうまくなる、ならないということとはまた別にして、
「自分はこれだけのことを長年やってきたんだ」という
人間としての強さや、生きていく自信につながっていく
からです。

それが、カルチャースクールと、個人のお教室の違いだと思うのです。

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(貴世旵(きよてる)会で長年、唄と三味線を続けてこられたSさんです。
2012年に、めでたく師範の試験に合格されました!
おめでとうございます^^)

posted by 駒和美 at 01:00| 「和のお稽古事」としての民謡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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